特殊車両を上手く売るには

　特殊車両というのは、構造が特殊な車両、あるいは特殊な貨物を輸送する車両で、幅、高さ、長さ、総重量のいずれかが、車両制限令で定める一般制限値を超えたり、橋、高架道路、トンネル等において各道路管理者が定める制限値を超えているため、道路法及び車両制限令の規定により、公道の通行を規制されている車両のことです。特殊車両にはオールテレーンクレーン、一部の大型ラフタークレーン、トレーラー連結車、鉄道車両や橋脚、大型発電機、変圧器、大型建設機械等を輸送する車両があり、これらが公道を通過する際は道路管理者の許可がいります。
　こうした特殊車両は一般の需要はほぼないと言ってよく、売るにしても一般の買取業者では買取価格はかなり安いものになってしまい、購入時は高額であることを考えると大損になってしまいます。
　特殊車両を売る時は、こうした車種を専門的に取り扱う業者に持ち込むと良いとされています。需要のある業界とのパイプや、高額で売ることができる海外市場での販路を持っていることが多く、一般の業者よりも買取価格が大幅に高いのです。
　ただ、特殊車両が通行可能な区間内にこうした専門業者の店舗があるとは限りません。そんな時は、出張査定や出張買取を行っている業者が良いでしょう。それなら持ち込む手間もなく、簡単に特殊車両を売ることができます。


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